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包茎の治療方法

包茎とは余分な包皮が存在している、という症状ですから、原則としては余剰包皮を削除する手術によるのが、確実な治療法となります。(軽度な仮性包茎の場合で例外的なケースはあります)。 手術にもさまざまな方法があります。

金属製のハンドメスを用いた手術

通常、単に「メス」といわれている金属製ハンドメスを用いて切除を行う方法です。現在の包茎治療の主流は、この金属製のメスを用いた手術です。切除痕、つまり手術の傷あとがほかの方法に比べてもっとも目立たずきれいに仕上がります。ただし、治療結果が医師の技術力に左右されやすいという問題があります。

クランプを用いた手術

クランプというのは、包茎手術専用に開発された器具です。ペニスにかぶせて器具で包皮を挟み込み切除するというもので、比較的容易に、短時間で手術が行えるのが特徴です。このため、熟練した技術を持たない医師でも比較的安定した手術結果を得ることができます。
ただし、百人百様の症状や形状に緻密に対応することができないため、術後の仕上がりに難点が残る可能性は高くなります。傷あとが目立つなどの問題もあります。

高周波メスを用いた手術

高周波メスとは、高周波の強力な電気を発生させ、それを電気メスの先端から人体へと流すもので、触れた部分の組織を弾くような形で切除が行われます。無血治療とも表現されるように出血がきわめて少ないというメリットがあります。傷あとも目立たないとされていますが、金属製のハンドメスに比べると難点が見られます。

長茎術による治療法

長茎術はペニス根部の靭帯を一部はがして、引き出し固定する手術です。平常時で2センチから5センチ伸長することによって、仮性包茎であれば治療効果が得られます。見ばえがよくなり、包茎も治るといった、一石二鳥といえる治療法です。

手術の流れ

包茎の手術はどのような手順で、どのぐらい時間をかけて行われているのか、一般的な流れをご紹介しましょう。

手術のステップ

(1) カウンセリング
患者さんの意向と包茎の状態の確認が行われます。手術方針決定され、患者さんの体調確認のうえ、手術へと進みます。

(2) 手術
・麻酔
包茎手術は何よりも痛みが心配されるため、入念な麻酔を行うところが多いようです。たとえばゼリー状またはテープ状の麻酔剤による予備麻酔が行われたうえで麻酔注射が打たれ、さらに術後も痛まないよう手術終了直前に術後麻酔を施すなどです。
・手術
一般的に手術そのものは30~40分ほどで終了します。

(3) 帰宅・シャワー
包茎手術は通常入院は不要で、患部に包帯が巻かれた状態で帰宅します。飲酒や運動は禁止ですが、患部にビニールをかぶせるなどすれば入浴は当日から可能となります。

(4) 抜糸・性行為
手術後、10日ほどで抜糸となりますが、性行為は1ヶ月前後は禁止となります。



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